住宅ローンの返済はどの金利が一番お得か?

奈良・大阪・京都での仲介手数料が最大無料

不動産選びのポイント

HOME 不動産選びのポイント一覧初めての購入編 ›住宅ローンの返済はどの金利が一番お得か?

住宅ローンの返済はどの金利が一番お得か?

金利と一口に言いいますが、その種類は様々。 大切なのはライフスタイルにあった金利を選ぶことです

 マイホームは人生で一番高い買い物といわれます。その資金をどこから融資してもらうかが、マイホーム計画では重要となります。住宅ローンはもっとも長い人であれば35年間は返済していくことになる、言い換えれば人生を左右するローンです。 

ところで、住宅ローンの金利返済には、次のようなものがあります。ここでは金利プランの特徴をそれぞれわかりやすく解説してみましょう。

 1、「変動金利型」

変動金利は、銀行が日銀の政策金利などを見て、金利を変更できるシステムです。当初の金利が1%なのに2%になることがあり得ますし、また1%より下がることもあり得ます。金利の動向によって自分が特をするか、損をするかは判りにくいといえます。低金利 低金利ての時はお得ですが、金利が大きく上昇すると元本が減らず、未払利息まで発生するリスクがあります。

 尚、変動金利型では、6か月ごとに金利の見直しがされます。一般的に、毎回の返済額の改定は5年ごとで、かつ改定後の返済額が従前の1.25倍以内というルールを設けています。

 

2、「固定金利型」 

全期間固定金利型とは、ローンの返済が終了するまでずっと、購入時の金利が固定されるというものです。 35年ローンを借りて、最初の金利が2%ならば、35年間ずっと住宅ローンの残額に2%の金利を上乗せされ返済し続けることになります。

金利上昇期にも安心でき、ライフプランが立てやすく、家計管理がしやすくなります。一般的に変動金利タイプより、金利が高めに設定されており、その見極めは難しいといわれます。フラット35などはこの固定金利型に該当します。

 

3、「当初固定金利型」

当初固定金利型とは、変動金利型の「低金利」という点と、全期間固定金利型の「月々の支払額が固定」という、2つのメリットを合わせ持った金利返済方法です。最初の一定期間(2年、3年、5年、10年など)は金利を固定金利としますが、一定期間経過後の金利については、変動金利となるもの、再度固定金利や変動金利かを選択するタイプなどがあります。固定金利期間が短いほど当初の金利が低くなります。

 最初の固定金利の期間は、非常に金利が抑えられているものが多く、収入が少ないうちは返済額を抑えて、ある程度給与額が上がった時に、返済額を増やすというものです。

 

4、「フラット35」

ほとんどの銀行や信用金庫が、変動金利も固定金利も両方融資を行っています。ただし例外的なのがフラット35です。その名前の通り35年間通じてフラットな金利(固定金利)のみを採用しています。一般の金融機関と異なり、利潤の追求を主とした目的にしておらず、もし他の金融機関の審査で落とされてしまっても、フラット35ならば審査が通ったという話もよくあります。

 

 

 住宅ローンはどの借金よりも優遇されている

住宅ローンは一般的な借金よりも金利面では遥かに優遇されています。金利の変動は結局のところ誰にも読めないわけで、金利がさらに下がるのを待って賃貸生活を続けるのは、無駄な住居費が掛かることにもなります。金利の変動に一喜一憂するよりも、支出の金額を先に決めてしまって、どうすればその返済ができるだけの収入を積み上げていくか、といった目標を立てることも大切です。

一覧に戻る(初めての購入編

ページトップへ戻る