こんにちは、辰川です。
今回は、バス停に近い物件が狙い目という話をします。
ふつう、最寄り駅から徒歩5?10分くらいの駅近物件といえば、
その利便性から人気の対象ですよね。
ただし、欲しい物件が必ずしも、
駅そばで見つかるとはかぎりません。
例えば、家が狭かったり、
車庫スペースが取れなかったりして、
あまりの条件の悪さに閉口することもあります。
そんな中で、当初予定になかった「バス便」の物件を候補に入れて
よいものかどうか、悩むことになります。言い換えれば、便利さを取るか、ゆとりを取るかで迷うことになります。
・駅そばの物件はそんなによいものか?
当然ですが、駅に近い物件ほど価格は高くなりますよね。
自動車の交通量も多いので、
道路からの騒音や排ガスも気になるところ。
また駅周辺に繁華街があれば、
特に小さい子どもには不安があります。
また人の通行が多いということは、
不審な人物がいても
気づかないという可能性もありますね。
とくに一戸建ての場合、マンションと違い、
住居のゆとりや、環境の良さも重要となるので、
駅そばが必ずしも正しい選択といえないこともあります。
・バス便は本当に不便か
確かに、バス便の物件は一見不便そうです。
でも、その不便さを補うだけのメリットもあります。
例えば、駅近物件に比べて価格が安いこと。
同じ価格であれば、駅近物件よりも広い家があります。
郊外の住宅地には、車庫を2台分とれる物件が多いので、
普段電車を利用しないのであれば、マイカー通勤も可能です。
周囲に自然や公園が多いので、環境の良さも魅力的。
また近くにスーパーがあれば言うことはありません。
バス便の物件を買う場合、バスの本数が多いかどうかが重要です。
バスの本数が多く、時刻表通りに運行されれば、「駅から徒歩15分」よりも
「駅からバス7分徒歩3分」のほうが便利だったりします。
バス便物件を選ぶ場合のポイント
毎朝の通勤時間帯にバスが時刻表どおりに運行されているかどうかは
大切なポイントです。
バスの本数が多く、時刻表通りに運行されれば、
「駅から徒歩15分」よりも「駅からバス7分徒歩3分」のほうが
便利だったりします。
例えば、奈良のターミナル駅である学園前駅では、朝の通学通勤帯だけ
一般車の駅方面への進行が不可になっています。
こうした試みのある駅は、バス便の一戸建てを買うときに
重要なチェックポイントになりますね。
ところで、バス便の物件は雨の日でもあまり濡れないし、
バスに乗り込みさえすれば、あとは冷暖房が効いていて快適です。
とくに荷物の多いときはバスのほうがラクだったりします。
いかがでしたか?
静かで環境の良いところに住みたい人であれば、
駅近に固執せず、
自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが一番。是非、家選びの参考にしてくださいね。
それではまた。