こんにちは、辰川です。
自分の家の外壁を、間近で見たことはありますか?
外壁には塗装が施されていますね。
塗装というのは、家をきれいに見せる役割もありますが、
最も大切な役割は、家を紫外線や雨水から守ることです。
夏場は紫外線がきついですから、とくに外壁の南面や西面に
ダメージが出やすくなります。
そんな外壁ですが、何のメンテも行わないまま放っておけば、
50年はもつ家も、半分の25年位しか住めないこともあります。
ところで、外壁のメンテといえば、何だか大そうに思われがちです。
もっと気軽にできるチェック方法は一体ないものでしょうか?
勿論、あります。
それは、新築後7、8年過ぎた頃から、セルフチェックしてみることです。
業者に頼まなくても、お金を掛けず自分で簡単にできます。
具体的には、
外壁の塗装表面の状態、シーリング部分(つなぎ目)の状態、
外壁材そのものの状態、この3つを診るのです。
つまり、外壁には「防水」という役割があるので、家の中に雨水を入れない、
また雨水を排出する、という機能が必要となります。
家は新築後のしばらくの間は、雨水を寄せ付けませんが、
紫外線や雨水、空気中のゴミなどが付着することで、
外壁の塗膜が劣化していきます。
外壁の塗膜が劣化すると、チョークを粉を吹いた感じになり、
雨水が外壁にしみこみ始め、しまいには外壁にヒビが入ります。
ただし、小さなヘアークラック程度では、雨水は外壁の内部に侵入しません。
しかし外壁にヒビが入った場合は内部にも水が入ってしまい、
結果として、構造材の腐食や劣化を引き起こすことも起きます。
そうした異常を発見したら、早い目に業者に対応を依頼することです。
早ければ早いほど、費用も安上がりで済みます。
このように考えると、点検をしない、適切なメンテナンスをしないことは、
家の寿命を縮める要因にもなります。
あなたが家を買ったら、家の周りを一周まわるつもりで、
セルフチェックし、家を長持ちさせてくださいね。
それではまた。
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