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完成済みの新築一戸建ては、どこをチェックすればよい?
新築一戸建ての見学では、「床下チェック」を覚えておくと参考になります。
完成物件の場合、構造躯体を自分の目で見ることはできないため、耐久性や耐震性を外観から判断することはできません。ところが、一つだけ簡単に建売住宅をチェックできる方法があります。それが「床下」です。
1階の床下点検口を覗いてみて、そこがゴミ一つなく掃除されていたら、その住宅は全体的にきっちりと施工されていると考えてもよいのです。その反対に、床下に砂や木屑などが散乱していたら要注意であり、いい加減な施工がされている可能性があります。
それは何故かというと、実は、工事中の床下の掃除作業は、大工さんが行うからです。建築担当の大工さんが、仕事をキッチリこなせる人かどうかは床下にもあらわれます。床下は、その人の仕事に対する姿勢が如実に反映される箇所といえるのです。
「施主検査」の機会を利用する
新築一戸建てでは、売主・買主立ち合いのもとで「施主検査」が行われます。これは、引渡し前に買主にチェックしてもらうもの。このとき、チェックしておきたいのは次のような箇所。
・図面と現況の違いはないかのチェック
・建具や窓の開閉のチェック
・汚れや傷のチェック
以上の3つに大別できます。不具合があった場合に、それを直した上で渡しという流れになります。