昔から住まいといえば、南向きが良いといわれてきました。
一日中、陽当たりが良く、洗濯物もよく乾き、部屋も明るいといったイメージがありますね。
だから南向きというだけで、人気も値段も高くなる傾向があります。
実際、不動産の広告を見ても、南向きであることをアピールする物件は多いです。
しかし、南向きにこだわることで結果的に損をしてしまうケースもあるのです。
今回は、方角のイメージに縛られず、あなたのライフスタイルに最適な住まいを見つけるために、方角別のメリット・デメリットをご紹介します。
南向き物件のメリット
1.日照時間が長い
冬場でも日差しが部屋の奥まで届き、暖房効率が高まります。
また、日照を好む植物を育てるのにもおすすめの環境です。
2.資産価値の安定性
売却時や賃貸に出す際、ターゲットが広いため有利に働きます。
南向き物件のデメリット
1.購入費が高くつく
似通った土地の広さ、間取りの物件でも、ただ南向きというだけで相場より20%~30%も価格が高くなるケースがあります。
2.窓やカーテンを開けられない
リビングの窓が道路に面していたりすると、道路からの視線が気になり、結局一日中カーテンを閉めっぱなしになってしまうことも珍しくありません。
3.日差しが強すぎる
冬場の日差しは重宝しても、夏場は日差しが強すぎて窓際にいられないほどの室温になることもあります。
特にタワーマンションではこの傾向が顕著です。
3.家具やフローリングが傷みやすい
強烈な紫外線によって、家具やフローリングが日に焼けます。
将来的な修繕費用がかさむリスクも考慮しなければなりません。
南向き以外の物件が選ばれる理由
北向きや西向き、東向きの物件は人気面、価格面で不利な感じも受けてしまいがちですが、住む人の生活リズムによっては非常に快適な環境を提供してくれます。
東向き
メリット
朝日が入りやすく、気持ちよく目覚められます。
午前中に洗濯物がしっかり乾くのが特徴です。
活動時間が午前中の方におすすめです。
デメリット
午後から急に暗くなるのが早いため、午後に家で過ごす方は早めに照明をつける必要があります。
西向き
メリット
午後から夕暮れ時まで明るさが続くため、日暮れ近くまで照明をつけずに過ごせます 。
午後からゆっくり洗濯物を干したい方・夜型の生活の方におすすめです。
デメリット
夏場の「西日」は強烈です。
遮光カーテンやUVカット対策をしないと、室温が上がり家具の日焼けも進みます。
北向き
メリット
直射日光が入らない分、日差しが柔らかく安定しています。
家具や床の日焼けを防げるのも大きな利点です。
在宅ワークでPC作業が多い方や、内装・家具を大切に保ちたい方におすすめです。
デメリット
洗濯物が乾きにくく、冬場は冷え込みや結露(カビ)の対策が必要になることがあります。
まとめ
何より大切なのは、方角のイメージだけにとらわれず、実際に内覧してみて、自分の感覚で確かめることです。
「南向きは高くて手が届かない……」と悩む必要はありません。
住宅というのは、住んでみて初めて気づくこともあります。
実際、南向き以外の物件にしてみたら結構よかったということもあるでしょう。
たしかに南向きの物件は売却の際は有利かもしれません。
しかし、そこに至るまでの二十年、三十年と住むことを考えることも大切です。
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この記事の監修者
株式会社ベルジュホーム
代表取締役
辰川 敏広
免許・許可
- 宅地建物取引業免許 奈良県知事(5)第3690号
平成8年7月に株式会社ベルジュホーム設立。大阪・京都・奈良を中心に数々の不動産仲介や住宅建築を手がける。





