こんにちは、辰川です。
今回は、中古物件は自分の目で確かめられる、という話をします。
不動産の売買のなかで、とくに未完成の新築物件を検討する場合、
いくら竣工時のプラン図を見せられても、なかなかピンと来ないもの。
本当にこの通りに建つのだろうか?と思ったりします。
実際、完成した物件をみると、自分がイメージしていたものと何となく違う、
なんてことも起こり得ます。これは困りますね。
ところが、これが中古物件となると、自分の目で、内外装、傷みの程度、
部屋の大きさ、日当たり、風通し、使い勝手までチェックが可能。
とくに空き家物件でなく、売主が入居中の場合は、テーブルや家具などが
置かれた状態で内見できるので、自分がその家で生活したときのイメージが
湧きやすいです。
ご近所や周辺環境についても、新築の場合、ご近所がほぼ同時期に入居する
ケースもあるので安心という見方もできますが、その反面、
新築の場合、近くにどんな人が住むのか分からないともいえます。
その点、中古住宅は長い年月を経て周辺環境が出来上がります。
実際、大阪や奈良には特色のある街並みがたくさんあります。
できれば内覧時に、物件周辺を注意深く観察すれば、自分たちに
合った場所かどうか判断もつきやすくなります。
中古マンションの場合では、1階のエントランスに行き交う住民層を見れば、
子供のいる家庭が多いのか、高齢者夫婦が多いのか、単身者が多いのかと
いったこともわかりますね。
管理人さんがいれば、共用施設の利用状況なども直接聞くことができますし、
見学のついでに、近くの公園やスーパーマーケットの様子などを見たり、
近所の人に聞いたりしてチェックすることもできますね。
いかがでしたか?
新築は一から街並みをつくっている楽しみ(苦労?)があるといえます。
その反対に、自分から街並みに溶け込んでいける人には、中古は良い選択かも。
あなたが中古物件も検討しているのでしたら、ぜひ参考にしてくださいね。
それではまた。