こんにちは、辰川です。
前回は、事前審査とはどのようなものかについて
話しました。
そこで今回は、事前審査に落ちる理由と、
その対策についてです。
年収や勤続年数などの条件がクリアしていても、
住宅ローンの事前審査に落ちることがあります。
それには、どんな理由があるのでしょうか?
●一つは信用情報に傷がある、
いわゆるブラックリストに載っている
例えば、クレジットカードやスマホの引き落としが延滞すると、
住宅ローンの審査には通らない可能性があります。
というのも、ブラックリストに登録されると5年~10年という
期間が過ぎないと登録情報は残るからです。
●返済中の自動車ローンなどがある
事前審査では、「返済額が年収の何割になるか」という
年収比率を審査します。
この年収比率には、自動車ローンや教育ローン、クレジットカードの返済も
合計するので、比率を超えると事前審査で落ちるのです。
ただし現在返済中であっても、融資実行時までに完済すれば
審査に通ることもあるので、審査前に担当者に相談してみてください。
では、上記のことを踏まえ、事前審査に通る確率を上げるためには、
何に気を付ければよいでしょうか?
1.返済中のローンを把握しておく。
でないと、審査の際に『隠していた』と捉えられて
審査の評価を下げることがあります。
2.返済や支払いはきちんと行う
信用情報に傷がつかないよう、クレジット払いの支払いが
キチンとされるよう、銀行口座の残高に注意すること。
3.大きな買い物をしない
マイホーム購入前に車のローンを組むと年収負担率に
影響しますから、避けるのが賢明ですね。
4.転職や独立をしない
長期間、安定して返済できる人かどうかを審査するので、
転職・独立をするなら家を購入したあとにすべき。
5.健康に留意する
銀行の住宅ローンでは、団体信用生命保険(団信)に加入できる
健康状態が求められます。
ところで、もし審査に落ちてしまったら、
どうすればいいのでしょうか?
仮審査に落ちた理由が希望借入額に届かなった場合は、
購入物件を価格の低いものに変更するのも選択肢の一つ。
また落ちた理由が不明なときは、自分の信用情報をCICや
JICCといった信用情報機関に依頼すれば開示してくれます。
仮審査に落ちた理由がわかれば、
マイホーム取得に近づくことができるというものですね。
さて次回は、住宅ローンの『本審査』について。
それではまた。
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