不動産選びのポイント
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用途地域とは、何のこと?
用途地域とは、そのエリアの将来像を知る手がかり
土地選びをするにあたり、「その場所に家が建てられるかどうか?」とだけ考えてはいけません。その地域には「将来どんな建物が建つ可能性があるのか」と考えることも大切です。
住宅の場合、基本的に工業専用地域以外であれば、ある程度自由に建築が可能です。しかし用途地域を意識しておけば、「今は住宅が多いけれど将来パチンコ店が出店可能な地域である」とか、「工場ができる可能性のある地域である」といったこともわかります。
例えば、第一種低層住居専用地域は閑静な環境を作ることを目的にした地域なので、広さ50?以上の店舗を作ってはいけません。だから「買い物には不便だなあ」と思っても、ここにはいつまで経ってもコンビニは出店できません。
逆に、近隣商業地域は駅にも近いので生活の利便性を求めるにはよいです。しかし 一戸建てやマンションだけでなく、店舗、飲食店、オフィスなどが増えていくと、 居住環境の点で少々騒がしくなります。
ところで、用途地域を記載した「都市計画図」は各自治体の都市計画課へ行けば閲覧できます。また、最近ではインターネット上で公開する自治体も次第に増えてきています。
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