こんにちは、辰川です。
住宅選びの初めの頃は、賃貸にしようか、持ち家にしようかと
悩んだりしませんか?
というのは、私が大阪や奈良で仲介の仕事でお会いする方に
そのような方がちらほら見受けられますからです。
賃貸であったら大して悩むこともありませんよね。
飽きたら次の賃貸に住み替えればよいだけですから。
それに家を買うように、頭金のことまで考えなくてもいいですし、
毎年、固定資産税を払うこともない・・
なんとも気楽ではありませんか。
これが持ち家となるとどうなるか。
じっくり探す必要はありますが、その分、
家族が何十年と腰を落ち着けて、暮らすことができます。
さて賃貸とはいっても、2つのパターンがありますね。
1つは、安めの賃貸に住み替えていくことパターン。
これが、最も居住費が安上がりにすむのですが、
当然、居住面ではかなり我慢を強いられるはず。
もう1つは、子供の成長に合わせて、広めの賃貸を住み替えていくパターン。
ただ賃貸で広めの物件といっても、それほど数多くありませんし、
仮にあったとしても、住居費は持ち家より高くつくこともあります。
こうした賃貸での暮らしを50年間続けるとしたら、
その総居住費は一体どうなるのか、気になりますよね。
その前に、持ち家に手に入れるケースを考えてみましょう。
・頭金を貯めずに住宅を購入する場合
例えば30歳で頭金なしで家を買い、35年のローンを組めば、
65歳の定年までに完済できます。
退職金があれば、老後資金に充てることも可能でしょう。
・一方、頭金を5年間貯めたあとで、家を購入する場合
まず5年間の家賃が上乗せされるうえ、購入時点で金利が上がっていれば
返済負担が増えてしまいます。
ということは、いずれ家を購入するのであれば、
早目の行動がベストということがわかりますね。
一方、気軽に住み替えられるのが賃貸の良さでしたが、
老後も今と同じだけの支出があることを覚悟しなければなりません。
これはこれで、相当しんどいことですよね。
いかがでしたか?
賃貸か購入かの選択は、人生を左右する、重大な決断です。
あなたが住宅選びで悩んだときは、ぜひ参考にしてくださいね。
次回は、賃貸と持ち家で、一家の大黒柱に何かあった場合を比較してみます。
それではまた。