こんにちは、辰川です。
今回は、内覧時に確認しておきたいポイントについて。
まず、仲介業者からもらった間取り図を見ながら、室内をゆっくり見て回ります。
このとき、間取りと現況が一致しているかどうか確認すること。
新築はともかくとして、中古住宅では売主が改築している場合があります。
例えば、間取り図ではキッチンの後ろに壁があるのに、実際には壁は取っ払われてしまっている・・
壁がないと、水屋がそこに置けないこともありますよね。
ですから、図面と相違する箇所がみつかれば、その場で図面に書き込むようにします。
そうすれば、帰宅後に思い出せない、ということも起こりません。
実際の内覧では、自分がそこに住むつもりで見学すること。
できれば、風通しや日当たり、設備や収納の使い勝手などもチェックします。
また中古物件の場合、建物に傷みがないかどうかチェックします。
床に傾斜やきしみがあったり、柱や開口部(窓や玄関にゆがみがあると
構造部分の問題があるのかもしれません。
これに対して、表面的な傷や汚れは、入居前のハウスクリーニングやリフォームで修復できるので、
それほど神経質にならなくてもかまいません。
内覧時刻については、できれば日中に行うとよいです。
外が明るいうちは、窓を開けたときの風通し、日差しの方向、
周辺の建物の高さや位置関係も確認できるはず。
室内では、天井や壁にシミなどがないか確認します。
もし、シミがあれば雨漏りの可能性がありますし、また現在雨漏りが治っていれば、
その補修状況も聞いておくことです。
水廻りについては、流し台、洗面所、お風呂場などの蛇口の水漏れが無いかチェックします。
マンションには洗濯パンが置かれていますが、今使っている洗濯機のサイズが合うかどうかも確認してくださいね。
そのほか、各部屋のコンセントは必要な分だけあるかどうか。
できれば、家電・家具をおく位置をイメージしながら数を確認すること。
また、テレビアンテナの引込状況も確認しておかないと、入居後に思わぬ出費になりますよ。
いかがでしたか?
居住中の物件では、売主さんの手前、見学も遠慮がちになりますね。
でも売却を望んでいる売主さんは、あなたのどんな質問にも答えてくれるものです。
気になることはどんどん売主や仲介業者に聞いてみることですよ。
では、また。
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