こんにちは、辰川です。
中古マンションのリフォームで注意したいのが
リフォーム出来ない箇所があることでしたね。
そこで今回は、うっかり間違いそうになる、
専有部分と共用部分のビミョウな境界について。
とくに間違いやすい箇所をあげてみましょう。
1.バルコニー
不動産の広告には、
バルコニーの面積も表示されていますよね。
でも実際は、バルコニーは共有部分であり、
あくまで専有の使用権をもらっているだけです。
従って、勝手に物干し用の穴や、エアコン用の穴を
壁に開けてはいけません。
広いバルコニーがあっても、ウッドデッキを置くときは
原則、管理組合の承認が必要です。
2.窓
分譲マンションの場合、
意外とペアガラスでないことが多いです。
その理由は、マンション自体が気密に優れることと、
窓が大きいのでペアガラスでは開閉が重たくなるからです。
さて、窓サッシは共用部分なので、断熱や結露防止の為に
高性能のサッシに交換は出来ません。
ただし、窓の内側にもう一枚の窓を設置して、
2重サッシとするなら、
外側の窓に手を加えなくても済むのでOK。
また最近は、既存の窓枠に新しい窓枠を取り付ける
「カバー工法」も出てきました。
それでも念のため、管理組合に確認しておきましょう。
3.玄関ドアと鍵
玄関ドアは共用部分なので、
ドア交換や外側の色を塗り替えることは、原則イケマセン。
ただし、内側の塗り替えだけなら
基本的には可能。
また錠は専有部なので、錠の交換は自由です。
4.配管、給湯器
配管については、
パイプスペース、メーターボックスは共用部分になります。
ただし、メーターより内側部分は専有部分なので
室内の配管をすべてやり替えても構いません。
給湯器も、専有部分に属するものとされるので、
交換することが可能です。
以上が、マンションについて一般的なお話となります。
5.マンション規約は確認しておく
マンションごとに管理規約によって
いろんな制限があったりします。
だから、リフォームを検討する際は
事前に管理組合に確認することですよ。
それではまた。
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