?中古物件は価格がリーズナブル?
こんにちは、辰川です。
昔から日本人は、新しいものほど有難がり、他人が一度でも使ったものを
下に見る傾向がありました。
これは不動産売買についても言えることで、新築物件と内装、外装ともに
あまり変わりがないのに、中古住宅というだけで価格は下がりました。
さらに年数が経過すればするほど、ますます新築とは価格に開きがでます。
ところが、ここ数年の傾向として、大阪や奈良では新築物件の目新しさより、
もっと別のところに、住宅の価値を置く人が増えきつつあります。
そこで、今回から3回にわたって、中古物件が選ばれる理由についてお話します。
今日は、中古物件の価格の安さについて。
中古住宅の良さは、何といっても価格がリーズナブルなことではないでしょうか。
新築と同じ立地、同じ広さであれば、はるかに安価でマイホームが手に入ります。
例えば、築年数にもよりますが、同じ立地であれば新築物件の3?4割は安かったり、
中には半値近い価格で売り出されている物件もあります。
だから新築は手が届かないと諦めていた人でも、
中古住宅であれば俄然、マイホームの夢が身近になりますね。
あるいは、大阪市内によく見られる、狭い敷地に建つ3階建て新築と同じ値段で、
2階建ての青天井の車庫付きの中古一戸建てが買えます。
それに、住宅ローンを利用する場合でも、
物件価格が安い=月々の返済額が少ない=返済期間も短いと、良いこと尽くめ。
また価格が安い分だけ、リフォームにお金を使えますから、センス次第で
新築以上に自分好みの素敵な住まいに近づけることも可能。
そうはいっても、築年数が経った建物では、建物や水周りが傷んでいれば、
リフォームも大掛かりになることも考えられますね。
そんなときは、リフォームローンを組むという手があります。
探せば、住宅ローンと同じ期間を、同じ金利で借りれる金融機関もありますから、
自己資金が足りないからといって、リフォームを諦めるなんて勿体ない。
さて、これまでの話と反対になりますが、
最近、大阪の都心にあるマンションで、とくに人気のあるエリアでは、
新築と価格が変わらなかったり、新築より高くなるケースも出ています。
こんなケースも出てきていますから、自分が希望するエリアで、
新築と中古の両方を見比べてみることも必要です。
さて一戸建ての場合は、マンションと違って、新築取得時に、外構費用や水道引込費用、
設計費用が別途にかかることが多くなります。
これが中古の一戸建てとなると、別途費用は掛かってきませんから、余程の人気エリアでも
ないかぎり、新築よりお得なケースが増えます。
いかがでしたか?
これまでマイホームを購入した人がすべて、新築物件を選んできたわけではありません。
あなたも中古物件にも目を向ければ、意外とお買い得な物件が見つかるかもしれませんよ。
次回は、「中古はたくさんの物件から選べる」です。
それではまた。