こんにちは、辰川です。
前回に引き続き、売主からみた、
内覧時の注意点についてお話しします。
・他に用事があっても、内覧を優先させる
内覧の予約は突然入ってくることがあります。
また、希望する時間帯もまちまち。
売りに出したからには、
一組でも多くの方に内覧してもらうことが、
売却への近道です。
せっかくのチャンスを逃さないよう、
自分の用事があっても、
内覧を優先することを意識することです。
どうしても都合がつかないときは、
仲介業者の担当者に鍵を預け、
立ち合いを依頼するなどの対応も可能です。
・見学者が家を見る4つのポイント
水回り
キッチンや風呂・トイレ・洗面所などの水回りは
一番汚れが気になる場所。
水回りにごちゃごちゃした物を置かないことです。
汚れがひどい場合は、プロに依頼して
クリーニングしてもらってもよいでしょう。
部屋の広さ
部屋は、家具の置き方によって、広くも小さくも見えますね。
家を売りに出すと決めた以上、部屋を広く見せましょう。
これを機会に不要な物は処分し、家具の配置なども工夫して、
住まいを少しでも広く見せるように努めてください。
陽当たりと風通し
多くの人が住まいに求めるのは、陽当たりと風通し。
ですから、内覧ではカーテンは全開にし、
陽当たりの良さをアピールすること。
夏場は窓を開けて、
風の抜け具合を感じてもらってください。
自然の採光が望めない玄関や廊下などは、
照明を付けておき、
部屋の隅々まで見てもらうことです。
収納スペース
クローゼットや押し入れの中は、
プライバシーを覗かれる気分になるので、
見せたがらない売主もいます。
しかし買い手の立場からいえば、
収納スペースはとても気になるもの。
買い手は、クローゼットの収納力など、
機能が知りたいのであって、
中に何が入っているかは問題ではありません。
収納スペースのなかを堂々と、
見てもらえるくらい
キチンと整理整頓して置くことが大事です。
売主は常に買い手の気持ちを考えながら
内覧の準備をしてくださいね。
それではまた。