こんにちは、辰川です。
前回は、買い手からみた内覧時の注意点を
お話ししました。
今回は、売り手側からみた、内覧時の心構えや
準備について。
とくに居住中の物件では、
売主の生活の一端を見学者に見せることになります。
そこで、いかに買い手に好印象を持ってもらうかは
とても大事なこと。
そのポイントをいくつか挙げてみましょう。
・きれいにしておく
ふだんから手入れの行き届いた家であれば申し分ない。
でも、すべての売り家がそんなわけではありませんね。
ただ掃除が行き届かないくらいで、
せっかくの買い手を逃すのはもったいないこと。
そこで、売りに出したのを機に、
徹底的に掃除し磨き込んでください。
きれいに整理整頓させているだけでも、
家は魅力的に見えます。
そして売主の印象もよく見えます。
・買い手の質問を想定しておく
内覧者からの質問もあらかじめ想定しておきます。
たとえば、買い物施設や学校や幼稚園、
公園までの距離など、
周辺の情報は購入者にとって知りたい情報ですね。
・売却理由を買い手は知りたがっている
売り出す事情はは売主によってさまざま。
納得のいくものであれば全然問題ありません。
ところが、売却理由が曖昧だと、
例えば、近隣トラブルや家自体に問題があるのではないかと
想像してしまいます。
ですから、売却理由を聞かれたら、
はっきり伝えておくことが大切です。
・丁寧な応対を心掛ける
売主の印象は、買い手の購入意欲にも直結します。
感じの悪い売主では、いくら魅力有る物件でも
購入意欲を削がれてしまうもの。
ですから、聞かれたことは、にこやかに
丁寧な対応を心がけることです。
いかがでしたか?
中古物件では、経年劣化は仕方がないにしても、
できるだけきれいにしておくこと。
きれいに片付いている=売主の印象、
ということを忘れないでくださいね。
次回も引き続き、売主にとっての内覧時の注意点について。
それではまた。