こんにちは、辰川です。
今回は、アメリカと日本の住宅に対する考え方の違いについて
お話ししましょう。
実はアメリカでは、住宅を購入する際の価格と、
数年間住んだ後で売却する際の価格とでは、
あまり差がありません。
買った時より高く売る人も
めずらしくないのです。
日本の住宅が年数とともに価格が
下落していくのとでは、大違いですね。
なぜ、アメリカの住宅は資産価値が下がらない?
ところで、アメリカの中古住宅の流通量は、
なんと日本の30倍。
その理由には、
アメリの中古住宅の流通システムが整備されている
という点があります。
でも、理由はそれだけではありません。
アメリカ人と日本人では、住宅購入に対する考え方に
大きな違いがあるのです。
日・米で住宅に対する考え方の違い
アメリカ人は住宅購入を「投資」とみており、
一方、日本人は住宅を「終の棲家」とみるということです。
つまり、アメリカ人の約7割が、
住宅を株と同じように考えており、
アメリカ人の7割以上が住宅購入後、
15年以内で住み替えをしています。
このことから、アメリカ人は住宅を
「終の棲家」ではなく、「投資」の対象とみているわけです。
では、住宅に愛着が無く、放ったらかしなのかといえば、
そんなこともありません。
アメリカは日本と違い、住宅は「投資」でもあるので、
住宅の資産価値が下がらないよう、
小まめにメンテナンスを行うのです。
だから、住宅の寿命が「アメリカ55年、日本30年」と
いわれるのも、ちゃんとした根拠があるわけですね。
一生で一度の買い物と考える日本人
これとは反対に、日本人は住宅のことを
「一生で一度の買い物」と考えます。
それ自体はけっして悪いことではないと思うのですが、
日本人には「住宅=終の棲家」となるわけです。
そのせいもあり、日本人は住宅を購入したあとは、
メンテナンスにあまり気を遣いませんね。
家に大きな支障がでてきて初めて、
修理を行うというケースがほとんど。
でも、せっかくの我が家なのですから、
将来売却する、しないは別として、
大事に長持ちさせたいものですね。
だから、あなたがマイホームを手に入れたら、
メンテナンスは怠ってはいけない、
ということだけは確かですよ。
それではまた。
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