こんにちは、辰川です。
中古の一戸建て住宅と聞いて、まず頭に浮かぶのはどんなイメージでしょうか?
築年数にもよりますが、傷や汚れなどの経年劣化があること。
お風呂やキッチン、トイレなどの水周りの設備が旧式であること、などが挙げられます。
また30年近く経った物件では、耐震基準が現在の基準を満たしていなかったり、
場合によっては、リフォームや建て替えが必要になるかもしれません。
では、中古一戸建て住宅はデメリットばかりなのでしょうか?
実は中古住宅には、新築にはない数々のメリットがあります。
・まずは価格です。
木造の住宅であれば、新築から20年を過ぎると、建物の査定価格がゼロになる物件も出てきます。
この場合には土地値に近い価格で、戸建て住宅が手に入ることがあります。
その中古住宅に大幅なリフォームを行ったとしても、300?500万円程度。
キッチンや風呂など水回りを全部やり替えたとしても、高くて1千万円までで済みます。
つまり、中古住宅を新築同様の内外装、設備を全面リニューアルしたところで、
新築一戸建ての8割程度しかかかりません。
それに、家が古ければ、古いほど思い切ったリフォームができるというもの。
単なる箱に住むのではなく、リフォームによって自分の好みの家に変えることも可能。
・親も子もストレスがたまらない
子供が小さい家庭では、部屋に落書きしたり傷をつけたりすることは覚悟しなければなりません。
新築を傷つけたくない一心で子供を叱るのは、親子ともどもストレスです。
その点、中古の一軒家であれば、カリカリもせず、子供をのびのび育てることができます。
また30年くらい前の一戸建て物件では、敷地が広く、庭も十分に確保された物件も多いという点で、
車庫の確保や、ガーデニングが好きな方にはなかなか魅力的といえます。
いかがでしたか?
予算的に手が届きやすいのは中古住宅の魅力。そして、自分好みにリフォームする。
そんな暮らし方もよいかもしれませんね。
次回は中古マンションについてです。
それではまた。