こんにちは、辰川です。
不整形な土地の代表として、
「旗竿(はたざお)地」があります。
旗竿地とは、道路に接する専用通路がついた敷地のこと。
旗と竿の形状に似ていることから名付けられたものです。
道路に2m以上、敷地が接していれば、
旗竿地には堂々と家を建てられます。
ところで、旗竿地は、
大阪や京都、奈良でも住宅が密集するエリアで
多く見られます。
折り込みチラシで、やけに価格が安いと思ったら
たいていは旗竿地であることも。
人気エリアは土地相場も高めですが、
旗竿地なら買えるといったケースが出てきます。
では、ここで旗竿地のメリットデメリットを
整理してみましょう。
旗竿地のメリット
・周辺の相場と比べても2?3割は安い。
・竿となる専用通路の部分は、建ぺい率や容積率に含まれる。
・道路から建物までの距離があるので静かな環境を保てる
・設計次第では、形状を活かした住まいになり得る
デメリットとしては…
・通路部分の幅が2m程度だと駐車そのものが難しい。
・道路から見えにくいため防犯上のデメリットになることも。
・周りの住宅との距離が近い場合、窓の位置をずらすといった配慮が必要。
ちょくちょく見かける旗竿地ですが、
これから旗竿地を購入する、または検討中という方には
注意点もたくさんあります。
次回は、旗竿地に建築する場合の注意点についてです。
それではまた。