こんにちは、辰川です。
前回は賃貸に住み続けるには、老後資金を準備せねばならないこと、
そして、いずれは不動産(住宅)を購入する意思があるなら、
早めに検討するほどよい、という話でした。
今回は、賃貸と購入の場合での「居住性」や「万一の場合」について。
まず、家主が賃貸住宅を持つ目的は何でしょうか。
それは言うまでもなく家賃収入ですよね。
そのため、賃貸では建築費が抑えるために、間取りは2DKとか2LDKなど
小ぶりな間取りが多く、設備・仕様も最低限のものになりがちです。
一方の売買で購入する物件はどうでしょうか。
例えば、大阪や奈良の新築一戸建ての場合、数千万円の買い物になります。
従って、求められる品質も高く、間取りも3LDKや4LDKが主流であり、
とくに家族の交流の場であるLDKの広さが際立っています。
さて、身軽なのが賃貸ですね。
転勤のある家庭であれば、持ち家は単身赴任になるか、
家族で引っ越す場合は自宅を賃貸に出すことも考えねばなりません。
そうなると立地が良くないと、借り手を探すにも一苦労します。
天災地変の場合も、賃貸なら引っ越せばよいだけ。
持ち家となると、建物が壊れたら自己負担で直さねばなりません。
ただ、最近の新築住宅は耐震性を考慮した物件が増えており、
安心感がありますね。
最後に、もう一つ大事なことを忘れていました。
それは、一家の主が亡くなるケース。
賃貸の場合、家賃の支払いが続きます。
これに対して、持ち家は団体信用保険の対象となるので、
残された家族には住宅ローンの
債務は残りません。家族にとって、この安心感は心強いですよね。
いかがでしたか?
賃貸を選ぶメリットは身軽さです。その分、老後がしんどくなります。
長いスパンで考えたとき、家族のためにも不動産(住宅)購入することは
やはり最善の策といえそうですね。
それではまた!