こんにちは、辰川です。
「マンションは管理を買え」という話を聞かれたことはありますか?
これはどういうことかと言うと、つまり管理の良いマンション=きれいなマンションなので、
暮らしやすく、将来転売してもすぐ買い手がつきやすいという意味です。
当然ですが、ここで云うキレイなマンションとは、新築に近いマンションのことではありません。
実際、築30年のマンションのほうが、築10年程度で管理状態の悪いマンションに比べて、
明らかに重厚な雰囲気や清潔感を漂わせていることもあるからです。
その反対に、管理が行き届かないマンションとはどのようなものをいうのか・・
例えば、外壁が汚れてヒビが入ったままである、エントランスには郵便受けからチラシが溢れている、
古い掲示板が貼られたままになっている状態などです。
特に、エントランスはマンションの顔なので、この場所が清潔であることは、管理が良いといえますね。
そのほか、管理費と修繕積立金が適切に運用されていることも大切です。
こうしたことの積み重ねが、将来にわたり、マンションの不動産価格の維持に役立ちます。
それから、まだまだ数は少ないですが、管理組合(住人により構成)が主体的に
管理しているマンションも、資産価値が高いといえます。
例えば、ゴミ出しや騒音問題、駐輪場の使い方、入居者のマナーやモラルについても、
こうしたマンションでは高レベルが保たれています。
また、こうしたマンションでは管理費や大規模修繕金が抑えられている=積立金の残高が多かったりして、
不動産としての資産価値は高くなります。
その一方で、修繕積立金の不足で大規模修繕を行おうにも行えないマンションも
また存在するということです。
いかがでしたか?
マンションの管理の良さとは、管理会社にすべてを任せるということではありません。
全住民(管理組合)が主体になり、建物の維持管理を上手くコントロールできれば、
古いマンションであっても高値維持が可能だったりします。
ぜひ、あなたのマンション購入の参考にしてください。
それではまた。