こんにちは、辰川です。
前回まで、返済方法や金利、返済期間によって、
利息を減らすことができるという話をしました。
ところで、住宅ローンの金利にはいくつか種類があります。
その代表的なものが「固定型」と「変動型」です。
今回は、「固定型」の金利について話をします。
このタイプは、借りる時点で金利を確定させるもので、
完済まで返済額が一定です。
つまり、完済までの全期間にわたり、返済額が一定なので、
将来まで資金計画が立てやすくなります。
ただ変動型に比べて少し金利は高めなのですが、それを差し引いても
これから子供の教育費がかかるという人には
家計がやりくりし易くなるという点でメリットはあります。
固定型商品として代表的なのが、全期間固定の「フラット35」ですね。
フラット35はの金利は、窓口となる金融機関について異なりますが、
借り入れ時に70歳未満で、安定した収入があれば誰でも利用可能。
フラット35の審査を受けるにあたり、新築一戸建てには不要ですが、
中古物件では必要なものとして、フラットの「適合証明書」があります。
ふつうは建築士にお願いしてを取得するのですが、
このあたりの手続きが銀行ローンとは異なる点です。
また築30年を超える中古マンションや中古一戸建ての場合は、
昭和56年6月以降に建築確認を受けた建物でなければなりません。
それ以前の建てられた物件でフラットを利用する場合は、
今の耐震基準を満たすだけの工事を行うことが求められるので
注意してください。
次回は、変動型金利についてです。
それではまた。