こんにちは、辰川です。
変動型のメリットは何といっても低金利 です。
ただ心配なのは、変動を選んだ場合、
金利が上がったときに対応できるかどうかではないでしょうか。
そこで今回は、賢い変動型の組み方についてお話します。
・借り入れ額は、固定型で計算して決める
借入額については、固定型金利で無理なく返せる額を算出して、
その額を変動型で借りるのが望ましいです。
これだったら、毎月の返済額を抑えられますし、
その余ったお金を貯蓄に回すこともできます。
手元に余裕資金が残ったら、金利が上がったときに
備えればよいのですから。
・繰上げ返済で利息を減らす
ある程度、貯蓄ができたら借入額の一部を、
銀行に繰上げ返済するのです。
繰り上げ返済とは、まとめて元金を返済する方法。
繰上げ分は元金返済に充当されるので、
その分の利息がカットできるからです。
繰り上げ返済の手続きは、元金残高の大きい、早い時期ほど
効果は大きくなることは知っておきましょう。
ただ注意したいのは、繰上げ返済を頑張り過ぎないことです。
返済を急いだばかりに、生活費が足りなくなったら大変ですからね。
・最後に、変動型と固定型、どちらが得かについて
これには答えが出ません。
というのは、固定金利は総返済額を計算できますが、
変動金利の場合は将来の予測がつかない以上、
住宅ローンを払い終わってからでないとわからないからです。
また、今のような低金利の時代、
繰上返済を行うメリットがあるのかどうかも
疑問が残ります。
むしろ住宅ローンのように長期間、低利で借りれるものは動かさず、
他にお金を運用したほうがよいという見方もあるからです。
次回は、住宅ローンの流れについて。
それではまた。