こんにちは、辰川です。
オーナーチェンジとは、現在既に入居者がいる不動産を、
現オーナーが次のオーナーに転売することをいいます。
一定の家賃収入が定期的に入ってくるアパートやマンションなど中古物件は、
すぐに家賃収入が約束されているので、投資用不動産を探している方には狙い目といえますね。
特に満室稼動のオーナーチェンジ物件は、すぐにはリフォームする必要もなく非常に魅力的です。
では、オーナーチェンジの満室稼動物件は即、買いなのでしょうか?
満室稼動物件といえども、未来永劫満室が約束されているわけではないので、
立地や建物についても確認しておく必要はあります。
まず考えなければならないのは、なぜ条件の良いはずの物件を現オーナーは手放すのかということです。
売主が月々の収入を捨ててまで売りたい事情は何なのか、これは確認する必要がありそうですね。
売主が資金繰りのためにやむを得ず手放す、といった事情であればまだいいですが、
そうでなければ何か問題を抱えているかもしれません。
例えば、購入後すぐに滞納のトラブルに出くわす可能性があるかもしれません。
こうした点も含めてしっかり確認しておくことが大切です。
それに満室稼動のオーナーチェンジ物件なら、室内の下見は基本的には出来ません。
そのため借主が退去後に初めて室内を見てみたら想像以上に痛みが激しく、
すぐにも修繕が必要ということも、可能性としてないわけではありません。
また既に結ばれた賃貸借契約の内容は、新オーナーに引き継がれるので、
借主に対して家賃改定や立ち退き要求、借家人賠償責任保険に後から加入させることはできません。
従って、新オーナーは既に締結された賃貸借契約の内容をチェックすることは重要であり、
もしも入居者の質が悪いとか、賃貸借契約に不備が多いと感じた場合は、
購入を諦めるぐらいの心構えが大切です。
いかがでしたか?
投資用としては狙い目のオーナーチェンジ物件ですが、
あなたが検討する際は是非参考にしてくださいね
それではまた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆大阪や奈良、京都の不動産売買について無料相談実施中!
購入や売却でお悩みの方は気軽にお問い合わせください。
ご相談はこちらから ⇒ http://www.chukai-nara.com/contact/formmail.html