仲介手数料をめぐる業界の悪しき習慣(両手仲介と片手仲介)

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仲介手数料をめぐる業界の悪しき習慣(両手仲介と片手仲介)

2018年5月13日 | お役立ち豆知識

こんにちは、辰川です。

 

通常の不動産仲介では、

売却を依頼された不動産業者(A社)と、

購入の仲介を依頼された業者(B社)の間で

契約に向けて話が進みます。

 

●両手仲介と片手仲介の違い

売主買主の条件がまとまり、無事に契約が成立すると、

売主はA社に、そして買主はB社にそれぞれ仲介手数料を

支払うことになります。

 

これを、仲介業者は「片手仲介」と呼びます。

 

これに対して、「両手仲介」があります。

「両手仲介」とは、1つの不動産業者(A社)が売却の依頼を受けながら、

購入者も自社で探すことをいいます。

 

これが首尾よくいくと、売主・買主双方から

仲介手数料を受け取ることができますよね。

 

片手仲介における仲介手数料は、

正規手数料(物件価格の3%+6万円)ですから

両手仲介となると、その倍額の「6%+12万円」。

 

物件価格にもよりますが、受け取る仲介手数料は大変な額です。

 これを1社で独り占めするのですから、業者にとって願ったり叶ったり。

 

● なぜ両手仲介がいけないのか

両手仲介のすべてが、悪いわけではありません。

いち早く情報公開したうえでの、両手仲介であれば、

売主買主にとって喜ばしいことだからです。

 

ところが、 両手仲介で問題になるのは、

売却の依頼を受けた業者が

その情報をいつまで経っても公開しないことにあります。

これを『囲い込み』といいます。

 

要するに、自社だけで情報を囲い込むわけですね。

 

目的は、最初から両手数料狙いですから、

レインズ登録(=情報公開)は行いません。

 

売主の手前、やむなくレインズ登録する場合でも

他社から情報の請求に対しては「商談中である」とか、

いろいろ理由を付けて案内させないことがあります。

 

そうなると、買い手を抱える他社に

情報がいかないわけですから、

何も知らない売主は早期売却の機会を失います。 

 

売却を急ぐ売主には、まったく迷惑な話です。

 

ところで、両手仲介を目的とした「囲い込み」は

以前より減ったとはいえ、まだまだです。

 

消費者のためにも、

早く健全な不動産市場になってほしいものです。 

 

それではまた。

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