こんにちは、辰川です。
新築一戸建てや土地の購入を検討する時、
敷地の広さだけでなく、間口や奥行き、方角なども
知っておきたいものですよね。
こうした土地に関する情報を知るのに役立つのが、
法務局に備えつけられた地図です。
不動産の売買で特に大事なのは、
「地積測量図」と「公図」です。
そこで今回は、地積測量図について。
下の写真は、実際の地積測量図です。
地積測量図とは、例えば、建売り業者が大きな土地を仕入れて、
数区画に分割(分筆という)するような場合に作られます。
その際、それぞれの面積をはっきりさせるため
土地をキチンと測量することになります。
もちろん、隣地の所有者と境界の立ち合いも
必要となってきます。
こうした手順をキチンと踏んだ土地には、
「地積測量図」という図面が登記所に残ります。
したがって、土地の正確な情報を知りたいときは、
まずは法務局にある地積測量図を手に入れることなのです。
但し、気をつけたいのは、
過去に分筆されたことのない土地や、
合筆(2つ以上の土地を1つの地番にする)された土地には
地積測量図はないということ。
そのときは、たしかに困ってしまいます。
それでも、地積測量図ほど正確ではないにしても
役立つ図面があるのです。
次回は、公図についてです。
それではまた。
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