こんにちは、辰川です。
中古住宅を色々探していると、
駅から近くて、値段も安い、しかも豪華設備。
「いいなあ~」と思ったら、
それが『借地権付き』だったりします。
そこで今回は、定期借地権付きの物件について。
なぜ、定期借地権の物件は安いのか
定期借地権とは、地主さんから土地を借りる権利のこと
借りた土地である以上、自分のものにはなりませんね。
この借地契約には更新がなく、期間満了とともに
土地を地主に返還しなければなりません。
借地の存続期間は、その契約内容によりますが
存続期間50年以上とするケースが多いようです。
そのメリットとデメリット
定期借地権付き物件の一番のメリットは、
何といっても価格の安さです。
次に税金か掛からないこと。
地代を月々支払う代わりに、固定資産税は地主さんが支払ってくれます。
一方のデメリットとしては、
例えば、築20年の定期借地権付きの中古マンションを購入しても、
住める期間はあと30年しかないということ。
ですので、当然、土地所有権のあるマンションに比べ、
資産価値は低くなります。
そうなると、住宅ローンを扱う金融機関も
限られてきます。
結局、定期借地権の物件は得なのか?
実は、定期借地権の制度ができて、
まだ20年程度です。
よって、50年が経過して土地が返却される時、
どんなトラブルがあるのか分かりません。
ただし、借地とはいえ、50年間も借りられるので、
所有権と実質的に変わらない、という見方もできます。
よって、定期借地付き物件がけっして良くない、
とも言えないわけです。
いかがでしたか?
まずは、あなたの生活スタイルと、借地の存続期間を
照らし合わせて考るみることですよ。
それではまた。
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