こんにちは、辰川です。
住宅ローンを利用する際、購入者にとって大きなメリットが
ローン控除ではないでしょうか。
つまり、年末の住宅ローンの残高の1%が、
所得税から10年間 控除される、というものですよね。
ただし、全ての物件が住宅ローン控除を
受けられるわけではありません。
なぜなら、住宅ローン控除が適用される条件に
「築後年数要件」というものがあるからです。
住宅ローン控除を受けられる築年数
つまり、
1.耐火構造(主に中古マンションなどが該当) 築25年以内
2.非耐火構造(主に木造の一戸建て) 築20年以内
上記の要件を満たしていないと、制度の恩恵は受けることができません。
これが、2014年の税制改正前までのことです。
住宅ローン控除の適用範囲が拡大
幸いなことに、平成17年(2005年)の税制改正で、
上記の築年数を超えた物件でも一定条件をクリアしていれば、
住宅ローン控除が受けられることになりました。
具体的には、
・耐震基準適合証明書を取得している
・「住宅性能評価書」付きで、一定の耐震評価を満たしている
・既存住宅売買瑕疵保険に加入している
などがあります。
但しその手続きは単純ではありませんから、
、事前に売主・買主で話し合っておく必要があります。
うっかり手順を間違えると、ローン控除の対象外となることもあります。
そんなことにならないよう、専門の建築士、仲介業者に確認しながら
進めてことが大事ですよ。
それではまた。
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