こんにちは、ベルジュホームの辰川です。
最近の仲介物件をみていますと、マンションにしても、新築戸建てにしても、
和室のない物件が増えてきています。
そこで今回のシリーズは、和室を見直そうという気持ちでお届けしています。
今回は、和室の上手な付き合い方についてお伝えしたします。
さて、和室は、普段から何も置かないことが基本でしたね。
洗濯物をたたんだりアイロン掛けできる家事室にもなりますし、子供の遊びのスペースにもなってくれます。
また、座布団を置けば客間になり、布団を敷けば寝室に変わります。
だから、和室にベッドやテーブル、椅子などの家具類を置いてしまうと、
和室本来のメリットがなくなってしまうのですね。
いろいろ重宝する和室ですが、手入れについてお伝えしましよう。リビングなど洋室とはまた違った手入れになります。
まず、畳の手入れについて。
畳はホコリを取ることが基本なので、畳の目に沿って掃除機をかけ、その後、から拭きをします。
畳のイ草は表面が保護されているので、保護膜が落ちないように水拭きは避けましょう。
水分を吸収すると、汚れや傷み、カビなどの原因となったり、畳の寿命が短くなります。
畳は直射日光を嫌うので陽の当たったところは変色していきます。だから、ふだんから障子やレースのカーテンなどで直射日光をさけます。
カラ拭きをしてもどうしても汚れが落ちない時には、固く絞ったぞうきんを使いましょう。
水拭きをする場合でも、晴れた日の午前中に部屋の風通しを良くして行うことです。
畳のメンテナンス時期
5年で「裏返し」。畳表は擦り減ったり、汚れたりしても、畳を裏返せばまた使えます。
10年で「表替え」。畳表も汚れや傷みが目立ってきたら、表替えをします
20年以上で「新畳に交換」。畳がふわふわしてきたり、畳と畳の間に隙間ができていたら、畳の内部が傷んできている証拠です。 ただこれらの年数はあくまで理想ですから、普段の手入れができていれば、期間は延びると考えましょう
障子の普段の手入れについて
基本は、ハタキで埃を落とします。雑巾で拭くと障子紙を破く可能性があるからです。
その際でもあらかじめ、爪楊枝などで桟と桟の間などの汚れをかき出しておきましょう。
壁(砂壁・土壁)の手入れ
従来からある和室の壁の多くは、砂壁・土壁などです。
雑巾を使った水拭きは、水分が染み込むので適しません。
普段のお掃除は、はたきなどでホコリをはらう程度にします。
汚れが目立てば、住居用洗剤を固く絞った雑巾にしみ込ませ、たたくようにして落とします。
ただ最近になって、手入れの楽な、和風クロスが増えてきたのは、時代の移り変わりを感じますね。
いかがでしたか?
和室は、床の固いフローリングとは異なり、畳のおかげで簡単にゴロッと横になれます、
手入れは慣れれば、どうということもありません。また、障子は風通しが良いため、湿気の多い時期には涼しく過ごせます。
あなたも、生活のなかに上手に和室を取り入れてみませんか。
それではまた!
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