こんにちは、辰川です。
土地探しを始めた経験のある人は、すぐに気づくことがあります。
それは、自分の予算では理想通りの土地はない、ということ。
とくに希望するエリアでは、まずそんな土地は出てきませんから、
土地探しに、いたずらに時間がかかり、マイホームの夢を諦めてしまう人もいます。
では、希望するエリアでは、予算内でマイホームを
実現できないものなのか?
そんなことはありません。
土地選びの視点を変えれば、希望するエリアでも
予算内でマイホームは実現します。
なぜなら、限られた予算でも、
賢く土地を手に入れる方法があるからです。
それには、これまでの土地選びの視点をかえてみる必要があります。
今回からシリーズで、その方法についてお話しします。
今日は、「あえて変形地を選ぶ」についてです。
正方形や長方形など、きれいな形をした土地のことを、
いわゆる「整形地」といいます。
整形地は、誰にとっても理想と考えられています。
しかし、希望するエリアで、整形地を選ぼうとすると、
予算をはるかに超えることが常です。
一方、三角形や台形といった、いわゆる「変形地」は、
誰もが見向きもしません。
だから、価格も手ごろです。
整形地の1?4割はコストダウンが図れるので、
予算に限りがある場合は、変形地こそ、目の付け所といえます。
これに対して、いくら土地が安くても、希望通りの家が建たなければ意味がない
という反論があるかもしれません。
だが、設計や施工に技量のある住宅会社であれば、
整形地には見られない、自分だけのユニークな家になる可能性が高まります。
敷地のデッドスペースなどは、坪庭にしたり、収納に利用できますし、
固定資産税が安くなる可能性もあります。
従って、 希望エリアにマイホームを建てたい人は
あえて不整形地に目を向けてみる。
予算内で無理をしたくない人は、
ぜひ参考にしてくださいね。それではまた。