新築住宅でクロスが切れるのは欠陥?

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新築住宅でクロスが切れるのは欠陥?

2017年3月22日 | お役立ち豆知識

こんにちは、辰川です。

 

新築の木造住宅に入居して1年もしないうちに、クロス(壁紙)が天井や

コーナーの継ぎ目などで切れたり、めくれたりすることがあります。

 

こんな状態をみて、「新築なのにどうして?」「手抜き工事では?」

「もっと酷くなったらどうしよう」と不安になるものですね。

 

では、新築住宅で こんなことが起こるのは欠陥なのでしょうか?

 

実は、木造住宅の場合はよくあることで、家の欠陥などではありません。

 

なぜなら、木造住宅は完成後も動いているからです。

 

柱や梁に使われる木は、家が完成してからも、乾燥したり、

湿ったりして多少なりとも収縮し続けます。

 

部屋からは見えないところで、柱や梁などの構造体が動けば、

それにつられて下地などボード類も一緒に動きます。

そうすると当然、、部屋のクロスも継ぎ目の部分で切れてしまうのです。

 

こんな話をすると、昔だったら新築でこんなことは起きなかったという、

反論があったりします。

 

確かに、今から20?30年前の家であれば、クロスに使われている接着剤も強力だったので、

下地が動いたくらいでで簡単に切れることはありませんでした。

 

しかし、現在の新築住宅はシックハウス対策の意味合いもあり、

体に悪影響を及ぼさない、クロスには接着力の弱い接着剤が使われています。

 

そのために、木が乾燥収縮して下地のボードが動くと、

クロスも簡単に切れてしまうのです。

 

従って、木造の新築住宅では、完成後1?2年程度の間は、

クロスが切れても欠陥ではありません。

 

木造住宅の乾燥収縮も2年以内に収まりますから、クロスの補修については、

家を建てた住宅会社の2年目の無料点検時に、問題箇所をまとめて対応してもらうとよいです。

 

それではまた。

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