こんにちは、辰川です。
今、売り出されている中古物件の価格はどのようにして決まるのか?
ちょっと気になりますよね。
そこで今回は、不動産会社が物件査定するとき、
何を評価するのかについて。
立地で決まる
資産価値という点では、まず立地が重要視されます。
そのため、最寄駅から徒歩5分以内の物件は評価も高くなります。
したがって、バス便物件のほうが敷地・建物が広くても、
査定額は駅近の物件より割安になることが多いのです。
また駅以外でも、スーパーなどの買い物施設、病院、銀行などが
物件の近くにあるかどうかも評価のポイント。
ただ、いくら利便性がよくても、線路沿い、幹線道路沿いにあると
騒音などで評価が低くなってしまいます。
これも逆に言えば、利便性を求める買い手にとっては、
狙い目といえそうです。
眺望や日当たりも大切
窓からの眺望や、日当たりの良し悪しも評価にかかわります。
例えば、中古マンションの場合、
高層階や角部屋は資産価値が高くなります。
ただし、タワーマンションでは一概に
日差しの強い南向きが良しとはされません。
そのほか、将来眺望を妨げるような施設が
できる予定がないかどうかも重要です。
中古戸建は20年過ぎたら評価ゼロ?
築年数が経つほど建物の評価は下がるもの。
いわゆる法定耐用年数は、
木造で20~22年、マンションで47年とされています。
そのためか、築20年を超える一戸建の中には、
土地の相場価格で買える場合もあります。
ただ、これも実態を反映した数字とは言えません。
なぜなら建物の不具合を放置してきたいる家と、
居住者がこまめに手入れしてきた家では、自ずと評価にも違いが。
当然、修理をこまめに行ってきた住宅は、
さらに何年も寿命が延びる可能性があります。
そのほか、土地形状なども中古住宅の価格を決める
重要な評価ポイントとなってきます。
それではまた。
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