こんにちは、辰川です。
「安くていいな」と思った土地が、家が建てられないと分かったら
ガッカリしますよね。
そこで今回は、そんな可能性の高い「市街化調整区域」
についてです。
原則、家が建てられない場所!
「市街化調整区域」は、都市計画法という法律によって
住宅を建てることが厳しく制限されています。
ですから、市街化調整区域で安価な土地が出ていても
うっかり手を出さないのが無難。
また現在、そこに家が建っていても、
建て替えができない可能性が十分にあります。
したがって、今後のリスクについて、
納得の上でないと購入してはいけません。
ただし、自治体によっては、厳しい条件をクリアすることで
建築できるケースもあります。
でも、建築許可が下りないかぎり、希望通りに家が
建つかどうかはわかりません。
そのリスク回避策としては、土地の売買契約書のなかで
「建築確認申請が通らない場合は、売買契約を白紙解約する」
という特約をいれておくとよいでしょう。
そのほか、市街化調整区域の注意点
市街化調整区域は、そもそも家の建築が想定されていないので
上下水道、都市ガスといったインフラが整備されないのがふつう。
またゴミ収集などの公共サービスも期待できません。
住宅ローンの審査も難しい
銀行など金融機関も、調整区域の土地は担保価値がないと見るので、
住宅ローンの融資には消極的です。
そうなると、キャッシュで購入するしかありませんね。
それに付け込んで、悪徳な不動産業者が、
「近いうちに市街化調整区域の指定が外れる」と勧められても
ゆめゆめ鵜呑みにしないこと。
なにより、まず自治体に行って、
自分でしっかりと確かめることが大切ですよ。
それではまた。
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