こんにちは、辰川です。
前回は、マンションと一戸建では
所有の仕方は違うという話でした。
一戸建ては、基本的に土地も建物も100%、
一個人が所有することが可能でしたね。
ということは、いつか建物の価値が無くなった時でも、
土地という資産は残ります。
ところが、マンションの場合、敷地(土地)権は全ての
区分所有者が共有しています。
敷地権は原則、専有部分と分けて処分できないので、
建物が老朽化して耐久性を失った場合には、
資産価値はほぼゼロになります。
こうした理由から一般的には、
土地を専有できる一戸建てのほうが、
資産価値は落ちにくいというのが定説でした。
ところが実際は、マンションの寿命は施行技術の発達によって、
近年ますます伸びています。
そのため、40年や50年程度で価値がゼロになるという状況は
考えにくいものになりました。
また立地によっては、再開発計画で建て替えられれば、
マンションの資産価値が倍増する可能性も出てきます。
このように考えると、分譲マンションが一戸建てより
資産価値で劣るとは、もはや云えなくなりました。
したがって、戸建てにせよ、マンションにせよ、中古住宅を選ぶにあたりは、
日頃の手入れ(マンションなら管理状況)や修繕が行き届いているかどうかが
資産価値を左右するといえそうですね。
それではまた。
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