こんにちは、辰川です。
前回に引き続き、中古物件のチェックポイントをお話します。
今回は、室内編です。
■天井のシミに要注意
天井全体や天井の四隅に、雨漏りのシミがないかを確認してください。
その家の住人でさえ、天井を意識してめったに見上げることはないので、
住人でさえ気づかない不具合が見つかることさえあります。
もし、天井にシミが見つかった場合には、
その下にもシミがあれば間違いなく雨漏りの可能性があります。
そのまま放置すると床が腐りますから、早めの補修が必要です。
■水周り（キッチン、洗面所、浴室、トイレ）
水まわりは、チェックポイントが多いです。
まず水を流して、水の出具合や排水がスムーズか確認する。
その時に、異常音や臭いがしないかもチェックしてくださいね。
次に配管まわりです。
もし漏水跡があれば、漏水は床のシミや浮きとして表れます。
また、古い中古物件の浴室がユニットバスではなく、タイル貼りの場合があります。
タイルに亀裂や隙間がないかなども確認することです。
■床下が乾いているかどうか
床下収納がある場合、居住者の許可がもらえれば、
収納庫をはずして床下をのぞいてみます。
ポイントは、土が乾いているかどうかです。
そして手の届く範囲に木部を触ってみて、湿っていないか確認して下さい。
床下が濡れていたり、湿っていたりすると
換気が不十分な可能性があります。
いかがでした？
中古住宅のチェックポイントも
ツボさえ心得ていれば、プロでなくても可能です。
あなたも見学の際はぜひ意識してみてくださいね。
それではまた。
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