銀行の住宅ローンと、フラット35ではココが違う。Part2

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銀行の住宅ローンと、フラット35ではココが違う。Part2

2016年12月16日 | お役立ち豆知識

こんにちは、辰川です。 

 

フラット35の最大の特長といえば、何と言っても全期間固定金利ですね。

でも、民間金融機関である銀行にも、固定金利の住宅ローンがあります。

では、一体どんな違いがあるのでしょうか。

 

そこで今回は、銀行の超長期固定金利と フラット35の違いについて。 

昨今、銀行の変動金利を使い、住宅ローンを組まれる方が多くなっています。

ところで、銀行ローンには、10年を超えるような超長期固定金利もあります。 

 

では、フラット35と、銀行の長期固定金利とは、ともに固定金利。

そこには、どんな違いがあるのでしょう?

 

・まず、団体信用生命保険(略して団信)の有無があります。

「団体信用生命保険」とは、債務者が死亡または高度障害を負った際、

生命保険会社が残債務を弁済してくれるという制度。

 

フラットの場合、団信への加入は任意ですが、たとえ加入しない場合でも、

ふつう何らかの保険に加入する人がほとんどです。

 

一方、民間ローンでは、団体信用生命保険料を銀行が払うので、

保険料がかからないというメリットがあります。

 

 

・次に、保証料について

 

フラット35は保証料と繰上返済手数料がかかりません。

しかし、銀行の住宅ローンは保証料が原則必要。大体借入金額の2%、

つまり2千万円借りれば、40万円の保証料がかかります。

 

これは何故かと言うと、フラット35は、100%公的資金ではなくなったとはいえ、

住宅金融公庫が住宅ローンを証券化し機関投資家に転売するものなので、

万一のリスクは公庫と機関投資家が負担しているからです。

 

ところが、銀行の住宅ローンでは、銀行が全リスクを負うことになるので、

保証料が必要になってくるのです。

 

 

 ・審査基準について

 

ここでは、まず勤務年数や最低年収が問われます。

 

とはいうものの、フラット35では年収が基準に達しているかどうかは問いますが、

勤務年数や勤務先についてはあまり重要視しません。

 

一方、銀行は、年収の安定性を求めており、勤務年数や勤務先は重要視します。

つまり、フラット35の方が審査基準が低い=甘いといえます。

 

ですから、銀行の審査基準に乗らない人でも、フラット35であれば借りられる、

ということは知っておいて損はありません。

 

 

・フラット35を利用するには、購入対象の物件に一定の基準がある

 

つまり、フラットの「適合証明書」の発行を受けられるが絶対条件です。

これは新築でも中古住宅でも、物件自体が検査機関が行う検査に適合しなければ

融資が受けられません。これは気を付けたい点といえます。

 

いかがでしたか?

銀行の住宅ローンとフラット35には、金利以外の相違点も知っておく必要がありそうです。

どの住宅ローンが自分に合うのか迷ったときは、是非参考にしてくださいね。

 

次回は、フラット35の取り扱い金融機関について。

それではまた。

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