こんにちは、辰川です。
土地を購入する時、あるいは建て替える時、
気になるのが「希望する家が建つのかどうか…」
ということではないでしょうか。
日本では、どんな土地に家を建てるにしても、
好き勝手に建てることはできません。
なぜなら、土地の利用は、法律や条例によって
何らかの建築制限がかかっているからです。
建築制限とは、街の景観や防災などを考慮して、
家の広さや高さなどを制限するもの。
この制限を超えてしまうと、違法建築になってしまいます。
建築制限のなかでも、代表選手といえるのが、
建ぺい率と容積率です。
では、それぞれに説明していきましょう。
●「建ぺい率」とは…
建ぺい率とは、建物1階部分の上限面積のこと。
要は、1階の床面積が、敷地面積の何%まで使えるかを表します。
ふつう、土地の用途地域によって30%から80%と幅があります。
ですから、うっかり建ぺい率の小さい土地を購うと、
思うような広さの家を建てられない可能性がありますから、
気をつけてください。
●「容積率 」とは…
容積率とは、敷地面積に対する“延べ床面積“の割合をいいます。
延べ床面積とは、建物各階の床面積の合計のことですね。
例えば、敷地面積100?、容積率80%の場合、
1階・2階を合計した延べ床面積の上限は80?迄となります。
大阪の都心部のように「容積率」が大きければ、
狭い敷地でも、建物階数を増やして床面積を確保することも可能。
あなたが戸建住宅の新築したり、土地購入を考えているのであれば、
ぜひ知っておきたい知識といえますね。
次回も引き続き、おもな建築制限の話をします。
それではまた。
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