こんにちは、辰川です。
念願のマイホームを手に入れるにしても、
すべての人が新築物件、というわけではありません。
中古のマンションや一戸建てを手に入れて、
自分たちで気に入ったリフォームしたいという方は、大勢おられます。
そこで今回から、マンションや一戸建てはどこまでリフォームできるのか?
というテーマでお話していきます。
今日は、「中古マンションはどこまでリフォームできるのかPART1」です。
マンションの場合、まず押えておきたいのが、
「専用部分」と「共有部分」があるということです。
一戸建てでしたら、全部、自分たちの専用で使えますが、
マンションは「専用」と「共有」の別があるので、そういうわけにはいきません。
「共有部分」というのは、所有者全員で共同で管理していく部分です。
例えば、エントランスホールやエレベーター、階段、ゴミ置き場、駐車場、駐輪場があります。
これらは、所有者全員の財産とみなされ、個人で勝手にリフォームすることができません
そのほか、建物外壁や玄関ドア、サッシ、ベランダ、専用庭も
個人が勝手に変更するとマンションの景観が保てませんから、共有部分となります。
■というわけで、リフォーム可能なのは、「専用部分」だけ。
マンション住人がリフォームして構わないのは、
「専用部分」だけとなんですね。
さて専有部分とは、マンション所有者が単独で使用できる部分。
分かり易くいえば、玄関ドアの内側から、サッシの内側までです。
ところで、勘違いしやすいのが、
バルコニーや専用庭は共用部分扱いであるということ。
その住戸に住む人がベランダを使えるのは、
単に「専用使用権」を与えられているだけであって、
勝手にリフォームできません。
ただ、バルコニーに日除けの簾(すだれ)や、花木のプランターを置くことは構いません。
しかし、極端な話、バルコニーを部屋スペースに改造なんて出来ないということです。
いかがでしたか?
マンションには、専用部分と共有部分があって、
個人がリフォームできるのは、専用部分に限られます。
その代わり、共有部分は、約10年?15年毎に行われる
「大規模修繕工事」の対象となっているのですね。
次回は、専用部分をリフォームする場合の
注意点についてです。
それではまた。
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