こんにちは、辰川です。
今回はマンションと一戸建ての車庫事情について。
昨今、車を持たない世帯が増えてきたとはいえ、
毎日の通勤や家族の送迎、週末のドライブなど、
マイカーが生活に欠かせないという方は、
駐車場の有無は大事なポイントですね。
一戸建ての場合はほとんどは車庫を備えています。
しかしマンションの場合は、全戸数分の駐車場が備わって場合も
ありますから、内覧の際はぜひ確認しておくことです。
もし入居する時点で車庫に空きがない場合には、次に空きがでるまで
マンションの周辺で借りるしかありません。
また、空きが出た場合、抽選なのか先着順なのかも、
仲介業者を通じて確認しておくことです。
特に、大阪の都心部に近いマンションは、
全戸数分の車庫を確保できないこともあります。
これもウマくしたもので、都心部は交通の便が良いので、
車を所有しない家庭も結構ありますから、
バランスはとれているようです。
都心部では、家族で遠出したい時だけレンタカーを利用するという人が
増えており、マンションによっては、余った車庫を、
マンションの住民以外に貸し出すケースもあるようです。
ただ奈良や、大阪でも都心部から少し離れたマンションでは
買い物にも車は必需品なので、車庫の確保できるかどうかは深刻です。
その点、一戸建ての場合は、最初から車庫付きのものを選べばよいわけですが、
ただし車2台分となると、築20年~30年といった物件では、
車庫は1台しかないケースも増えてきます。
その場合、敷地に余裕があれば、多少費用はかかりますが、
思い切って2台分のスペースを広げてみるのもよいですね。
さて、既存の車庫については、車庫入れし易いものと、
そうでないものあります。
その違いは、主に車庫のレイアウトの違いです。
一つは、道路と直角になるように造られた車庫。
これが最もポピュラーな車庫といえますね。
もう一つは、道路に並行して留める車庫。
この形の車庫は、縦列駐車で留めることになりますが、
道路と建物との間に奥行きがない場合に採用されています。
前者は、車庫自体のスペースが狭くても、車庫入れは楽!
極端にいえば、車の大きさより少し大きければ充分です。
しかし後者はハンドルの切り返しが必要なので、
車のサイズより大きなスペースが必要になります。
そうでなければ、車庫の出入り口の角を落としたものが好ましい。
ところで、マンションの車庫といえば「機械式」ですね。
これは車の出し入れにも少し時間がかかりますし、
雨の日や大きな荷物があるときは使い勝手は良くありません。
また、広い敷地を持つマンションには「自走式」であったりします。
これは機械式は苦手という人にはピッタリの車庫ですが、
建物と駐車場の距離が離れることが多いようです。
その点、一戸建ては楽ですね。
玄関を出てすぐに車に乗り降りできるので、
雨の日や、大きな荷物があるときは助かります。
マンションにはない、一戸建てだけのメリットといえますね。
いかがでしたか?
マンションや一戸建てを選ぶ際は、居住空間はとても大切ですが、
あなたの車を収めるスペースも忘れないでくださいね。
次回は、マンションと一戸建ての将来的の展望について。
それではまた。