こんにちは、辰川です。
住宅の購入資金として、全てを自己資金で賄えないとき、
誰もが利用するのが住宅ローンですよね。
でも、よくよく考えてみれば、世の中で、
不動産ほど高額な商品はありません。
まず、車や電化製品などと比べ、不動産は桁が違っています。
しかも、多くの人が住宅ローンなんて未経験ですから、
「どうやって組めばいいの?」「どこの金融機関に頼めば有利なの?」
と悩むことになるのです。
そこで今回から、住宅ローンについてお話しします。
今日は、住宅ローンの種類から。
住宅ローンの種類としては・・・
まず1つ目は、一般的な銀行の扱う「住宅ローン」、
2つ目は、地方自治体が行う「公的な融資」、
3つ目は、民間・公的の両方を兼ね揃えた「フラット35」、
と大きく3つに分かれます。
当社が大阪や奈良の不動産仲介で関わる中で、
お客様に最もよく利用されるのが、住宅ローンと、フラット35です。
それはともかくとして、上記1?3の特徴を見ていきます。
銀行ローン
銀行ローンを利用するといっても、金融機関には、
都銀・信託銀・地銀・信金・信組・農協・労金というように
実に様々な金融機関があります。
金利など融資条件は各金融機関ごとにまちまちですし、
例えば、繰上げ返済の手数料も無料で行えたりするなど、
各社様々なサービスがあります。
さらに窓口を持たないネット銀行の出現もあり、
店舗を持った金融機関で考えられない、
低金利の住宅ローンも出てきました。
公的な財形融資
これは、財形貯蓄を1年以上継続し、
貯蓄残高50万円以上ある方を対象とした融資。
内容は、財形貯蓄残高の10倍の額で最高 4,000万円までの
融資が可能というものですが、
低金利の今、利用する人はほとんど皆無になりました。
フラット35
フラット35の最大のメリットは、長期の固定低金利にあります。
融資額については原則、物件価格の9割迄となっており、
しかも保証料は不要、繰上返済時の手数料も無料です。
これだけでも、フラット35って魅力的ですよね。
ただし気を付けたいこともあります。
それは、銀行ローンでは無料の「団体信用保険料」を
毎年負担しなければならないということ。
中古物件の購入で利用する場合では、一定の技術基準を
クリアする必要があり、適合証明書などの提出を求められます。
また、フラットは住宅金融支援機構によるローンとはいえ、
窓口(金融機関)によって金利もまちまちです。
そのほか、「フラット35S」といって、省エネ性、耐震性、
バリアフリー性、耐久性・可変性という4つの性能基準を満たせば、
最初の一定期間だけ金利が引き下げられる商品もあります。
ただ、これも新築住宅なら容易ですが、中古住宅の場合、
年式によっては対象外になるので注意が必要です。
いかがでしたか?
自分に合った住宅ローンを見つける手間を惜しまないことも大切です。
住宅ローンに明るい仲介業者の力を借りるのも一つの手と覚えておきましょう。
次回は、住宅ローンの金利タイプについて。
それではまた。
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