こんにちは、辰川です。
今日は、中古住宅は住み替えしやすい、という話です。
買ったときは新築住宅でも、そこに一度住んでしまえば、
れっきとした中古住宅になります。
当社も大阪や奈良で仲介業務をしていて気づくのは、
下がり率が最も大きいのが、新築して間もない物件です。
しかも、築浅い物件ほど住宅ローンの残高が減っていませんから
場合によっては、売却したくても抵当権を抹消できず、
売却できないということが起こってきます。
一方、中古住宅はどうでしょうか。
買った場合は、値下がり率もとても緩やかですし、
もともと格安で買えた中古住宅ですから、
売却時は新築のように落胆させられることもありませんね。
人によっては、マイホームへの考え方も違います。
例えば、一生を同じ家で暮せる物件を探す人もいますし、
家族構成の変化と自己の収入に見合った支払い額で、
次々と住み替えていく人もいます。
また、ずっと同じ場所で住み続けるつもりで買ったものの、
何かの事情で、住み替えることになるかもしれません。
このように考えると、中古物件を選んだほうが、
将来、スムーズに買い替えができるということになります。
次に、今度は買う側の立場に立ってみましょう。
新築でこれから建築にかかる、未完成の物件の場合、
へたをすると、入居まで1年以上待たされることがあります。
ところが中古住宅は、売主の住み替え期間は待つことになるかもしれませんが、
ふつう2、3か月。長くても半年以内です。
そういう意味でも、新生活が早めに始められるという点で、
中古住宅のほうがメリットは大きいといえますね。
いかがでしたか?
人生には浮き沈みもありますし、考え方の変化も起こります。
あなたが不動産を選ぶ時も、柔軟性をもって検討してくださいね。
それではまた。