こんにちは、辰川です。
大阪市内など平野部に比べ、奈良の生駒市などは平坦な土地を探すのが大変なくらいです。
ですから、こうした地域で売り出される土地はたいてい、傾斜面を含んでいます。
今回は、傾斜地は土地選びの狙い目である、という話をします。
ふつう傾斜地といえば、敷地全体が有効に使えないために購入を見合わせる人が多いです。
その分、平坦地に比べて、坪単価が極端に安価ですみますね。
ところで、傾斜地のメリットといえば、開放感がある、眺望や日照に恵まれているなど、
平坦地にはない魅力がいっぱい。
例えば、道路と宅地の高低差を生かして、ビルトインガレージにしたり、地下室をつくったりといった
個性的なプランを取り入れやすいのも、傾斜地のよさといえますね。
もちろん、土地の造成や基礎工事などで費用がかさむことがあるので、
施工のプロへの相談は欠かせません。
傾斜地を含んだ宅地は、たとえ造成費用がかかっても、平坦地で建てるよりも総額で安く収まれば、
敷地がゆったり使えるので、建築用地として検討しても良いかもしれませんね。
とくに設計力のあるビルダーに依頼すれば、傾斜地であっても
ユニークで魅力ある建物ができる期待が持てます。
それではまた。