こんにちは、辰川です。
中古マンションを安く手に入れて、自分好みにリフォームする人が増えています。
リフォームには、単に壁紙や畳、床材を変更するだけの簡単なものと、
間取りそのものを見直すものとがあります。
もちろん、劇的に変化するのが、後者のケースですね。
古いマンションの場合、立地には十分満足していても、
小部屋ばかりで使いにくい、収納が足りない、水周りが古めかしいということがあります。
そんな時には思い切って、リフォームで間取りを大幅に改装を考えてもいいですよね。
ただし、マンションは構造面で注意しなければならない点があります。
それは、マンションの構造が、一戸建て土地と違って、鉄筋コンクリート造(RC造)であることです。
つまり、室内にある壁や梁は構造体なので、リフォームによって動かすことはできません。
ですから、壁を取り去ることが可能なのは、部屋と部屋を仕切る間仕切りが、合板でできている部分だけです。
合板の間仕切りを取っ払うことができれば、例えば、4DKの間取りが3LDK、2LDKへと大きく変えることも可能。
そのほかにマンションには、キッチンや、お風呂など水周りの設備の移動させる場合に、
配管関係の問題があります。
マンションの床下に配管が通っていない所にキッチンを移動させる場合、
新たに給排水の配管を設ける必要があり、床の高さが変わることも念頭にいれなければなりません。
また天井の照明器具を移動させる場合も、天井裏の空間が無いマンションではその辺の検討も必要です。
このように、マンションでは室内の構造を確認することが大切で、
専門の業者、設計士などに見てもらって、リフォームできる範囲を知ることが必要です。
いかがでしたか?
中古マンションは価格が手ごろな分、自分好みにリフォームすることも可能。
そんなことを考えながら、中古マンションを検討してみてはいかがでしょうか?
次回は、管理形態からみた注意点について。
それではまた。