共有名義で購入する場合の注意点

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共有名義で購入する場合の注意点

2018年3月26日 | お役立ち豆知識

 

こんにちは、辰川です。

 

夫婦でマイホームを購入した場合、

所有者を「単独名義」、あるいは「共有名義」にするかで

悩む人もいますね。

 

夫の名義にする場合などを単独名義といい、

また、夫婦それぞれの名義にするのは共有名義といいます。

 

例えば、夫の名義で住宅ローンを組めば、夫の単独名義で登記されます。

 

これに対し、共同で出資した割合に応じて登記する場合、

例えば3千万円のマンションを夫1500万円、妻1500万円で資金を出し合えば、

2分の1ずつの共有名義になります。

 

共有名義にするメリット

さて、マイホームを共有名義にすれば、

次のようなメリットがあります。

 

1、住宅ローン控除が夫婦それぞれ受けられる 

 

共有名義で登記をすると夫婦それぞれの収入に対して

「住宅ローン控除」の適用を受けることができます。

 

この場合、夫と妻が別々に住宅ローンを組むか、

夫婦どちらか一方が「連帯債務者」となる必要があります。

なお、妻が夫の連帯保証人になった場合、

妻の住宅ローン控除は使えません。

 

2、相続税の節税

夫が死亡して相続が発生した場合、夫の持ち分だけが課税対象になるので、

単独名義の時よりも相続税が節税できます。 

 

共有名義のデメリット

共有名義にすることで、一定のデメリットも生じます。

 

1、離婚した際には売却しにくい 

 

夫が自宅の売却を希望しても、共有名義人の妻が売却を拒否すれば、

売ることはできませんね。

 

また、単独名義に変更して住み続けたい場合には、

銀行の承諾を取らなければなりません。

 

2、相続が発生すると、所有者が増えて複雑になる

 

共有名義人の一方が死亡して相続が発生した場合、

相続人が複数いると、共有者が増えてしまうので

売却をする際などに全員の足並みが揃わない恐れがあります。

 

共有名義の注意点

ところで、共有名義にする場合、支出した資金の割合で決めます。

 

 例えば仮に、夫が自分のお金(または住宅ローン)だけで購入したのに、

妻と2分の1の共有名義で登記してしまうと、

2分の1相当額の贈与税が課税される恐れもあります。

 

したがって、実際に夫婦で負担した割合に応じて、

その持ち分を登記することです。

 

いかがでしたか?

 

共有名義にはメリットとデメリットがある点を踏まえ、

どのような名義がよいか、夫婦でよく検討してくださいね。

 

それではまた。

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