こんにちは、辰川です。
先日、こんな質問をいただきました。
「気にいった中古マンションの前に広い空き地があり、
将来高い建物が建つかもしれない。どうすればよいですか?」
日当たり、見晴らしを重視し、
ようやく見つけた中古マンション。
でも、その前に高い建物が立ってしまうと、
住環境は変わるかもしれませんね。とても気になりますよね。
実は、その空き地の「用途地域」を調べれば、
将来建てられる建物の種類や高さが推測できます。
都市計画法には、「用途地域」ごとに、
建ててもよい建物の種類や高さが
決められています。
用途地域といえば、例えば『第一種低層住居専用地域」
や『近隣商業地域』、『商業地域』などがあります。
さて、結論からいえば、、
用途地域は「第一種低層住居専用地域」が一番安心。
というのも「絶対高さ制限」という決まりがあり、
10~12mを超える建物を建てられないからです。
階数も3~4階程度なので問題はありません。
その次に望ましいのは、
『第一種、又は第二種中高層住居専用地域』です。
ここでは「北側斜線制限」という高さ規制が適用されるため、
購入するマンションが北側にある場合、
日当たりもある程度確保されます。
ビルやマンションなどで
上方を斜めに切り取られた建物を見かけることがありますが、
その多くが北側斜線規制によるもの。
将来、見晴らしは変わるかもしれませんが、
日当たりは確保できそうです。
いかがでしたか?
上記の話は、あくまでも「可能性」なので、
あとあと後悔のない選択をしてくださいね。
それではまた。
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