こんにちは、辰川です。
今回は、中古マンションにはどんなメリットがあるか、についてお話しします。
前回の一戸建てと同様、マンションもまた年式なりに経年変化があれば、
水周り機器などの劣化もあるでしょう。
ただ、中古マンションのよい点は、新築のように現物を見ないで
契約することはない、ということです。
というのも、新築マンションの契約では、建物は未完成のケースがほとんどで、
結局はモデルルームを見て判断しなければなりません。
そのため、実際に引渡しを受けたときに、それまで自分がイメージしていたものと
ギャップを感じる人も多いです。
その点、中古マンションでは、建物の外観や室内部分、あるいは管理状況などが、
内覧時に一目瞭然。
また、室内に目を移すと、新築マンションは最新設備が整っているとはいえ、
そこは万人向けの設備・仕様です。
これに対して、中古マンションは旧式の設備や、住みづらい間取りも、
リフォームで思い切って、自分好みに大変身させることも可能。
また、前所有者の積立金を引きつげるのも大きなメリットですね。
修繕積立金とは、マンションの共用部分の劣化を抑え、資産価値を維持するために
10?15年毎に行われる「大規模修繕」に使われるお金のこと。
共用部分である建物の外観、通路、エントランス、エレベータといった修繕費について、
前所有者(売主)の修繕積立金をそっくり引き継ぐことになります。
そのほか、築後5年、10年も経てば、中古マンション自体の不動産評価もほぼ定まるので、
新築のように購入後、ガクンと相場が下がってショックを受けることもありません。
いかがですか?
新築も素敵ですが、中古マンションにも新築には魅力がありそうです。
あなたのマイホーム選びに是非役立ててくださいね。
それではまた。