こんにちは、辰川です。
出来立てのものは何でも気持ちが良いのは、住宅でも同じ。
今回は、そんな新築住宅にもデメリットがあるという話です。
まず、単純に販売価格で新築と中古を比べた場合、どうしても新築のほうが割高です。
なぜなら新築の価格の中には、売主の利益、そして広告宣伝費、営業マンなどの人件費などが
含まれているからです。
一方、個人を売主とした中古住宅のほうは、こうして経費は含まれないのがふつうなので、
新築が中古より割高なのもうなずけます。
次に、新築一戸建ての場合には、完成物件と未完成物件の2つがあります。
前者の場合はいわゆる建売りといわれ、ほぼ完成した状態を自分の目で確認したうえで契約できます。
しかし、後者のように建設中であったり、あるいはこれから着工するとなると、間取りや設備の仕様、
色合いなどは、頭の中でイメージするしかありませんね。
この場合は、完成時の説明をしっかり受けたうえで、判断することになります。
また未完成物件では、完成するまでの間、賃貸に住みながら待つことになったり、
あるいは住み替えで自宅を売却した場合、仮住まいを余儀なくされます。
仮住まいとなると、それにかかる費用も必要なので、それを避けたい人は、
未完成物件では間に合いません。
そのほかでは、建売りの分譲地の場合、事業者(売主)は現場の一体感を考えています。
これは、売り手にとって販売面、効率面から非常に有効であるからですが、
買い手からすれば、同じような外観、色合い、間取りとなるのは致しかたありません。
ただ自分なりに個性を大事にする人には少し物足りなく感じてしまうかもしれません。
いかがでしたか?
大阪や奈良でも、低価格設定の新築住宅であれば、中古と変わらぬ価格であったりします。
そんなときは、これまでの話を参考にしながらマイホーム選びを成功させてくださいね。
それではまた。