こんにちは、ベルジュホームの辰川です。
これまで、キッチンをタイプ別に説明してきましたが、
今回が最終回、「壁付け型」のキッチンについてです。
壁付けキッチンは、新築の一戸建てでも、分譲マンションにおいても
見かけることが少なくなりました。
それほどに、昨今では対面式や、独立式が人気があるということかもしれません。
ところで、壁付けタイプのキッチンは、
背後にダイニングテーブルを配置する格好になるのですが、
一戸建てなどでは、真正面に窓が来ることが多くなるのも特長です。
このタイプにも、もちろん、メリットもデメリットもあります。
まずはメリットから
・キッチンとダイニングに境目がないので、同じ部屋の広さでもゆったり使える
・キッチン前に窓があれば、料理中も換気できるので、臭いや煙の出る料理のときに助かる
・すぐ後ろが、ダイニングテーブルになるはずなので、料理を運ぶのも楽である
一方、デメリットとしては、
・キッチンが丸見えである
・部屋に背を向けたままなので、子供の様子が見えない
・家族との話の輪から外れたり、テレビの見たいシーンでは作業がストップする
このように、一見、疎外感のありそうな、壁付け型ですが、
次のような人に向いているといえます。
1.料理中は、子供やテレビのことより、料理に集中したい
2、食卓との動線を短いほどよい
3、戸外の景色を眺めたり、臭いの換気のために窓がほしい
4、狭いLDKのスペースをできるだけ有効に使いたい
そのほか、部屋のスペースにゆとりがある場合は、
「壁付け型+アイランドタイプの作業台」との組み合わせも、なかなかオシャレかもしれませんね。
いかかでしたか?
中古住宅では、まだまだ多い壁付け方のキッチンですが、
最新の住宅でも、そのメリットを生かせるのではないでしょうか。
ぜひ、住宅選びの参考にしてください。
次回は、キッチン周りの便利な設備についてです。
ではまた。
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株式会社 ベルジュホーム
代表 辰川 敏広
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