こんにちは、辰川です。
低金利の今、マイホーム資金を住宅ローンで借りることは極々普通にことになりました。
大阪や奈良の不動産仲介に関わっていてとくに感じるのは、
100%ローンや諸経費ローンも一般的になったということです。
それでも、多くの人にとって、住宅ローンは初めての経験ですから、
「一体自分はいくら借りれるのだろうか?」とか、「金利はどれくらいだろうか?」
など、いろいろ疑問がは出てきたりするものですよね。
そこで今回は、賢い住宅ローンの返済方法について。
住宅ローンを利用するにあたり、最も大切なことは
「きちんと無理なく返済していけるのか」ということです。
そのためには、住宅ローンには返済額を左右する、
いくつかの要素をしっかり押えることが必要です。
将来の金利上昇に備える
不動産は高額なだけに借入額も大きくなります。
従って、僅か1%の金利が返済総額を左右するので、
少しでも金利面で有利な銀行を探そうしがちですが、
一つ忘れてはいけないことがあります。
それは、変動金利で組む場合に、将来の金利上昇にも
備えておく必要があるということです。
できればファイナンシャル・プランナーの助言を受けたり、
それが無理な場合は、金融機関の窓口に行って、
一度、支払いのシュミレーションをしてもらってください。
返済期間が短かいほど、総返済額は減る
返済期間が長ければ長いほど、利息がかさんで返済総額は増えます。
従って、返済総額を減らしたければ、返済期間を短くする必要があります。
しかし無理に短くすると、月々の返済額が一気に増えますから、
家計を圧迫しないように、5年とか10年単位とかで短くするのではなく、
1年単位で検討していけばよいでしょう。
2つの返済方法
住宅ローンの返済方法には、「元利均等払い」と「元金均等払い」があります。
元利均等払いの良さは、毎月の返済額が一定なので、生活設計が立てやすくなります。しかし、借入残高の減り方が遅いため、総支払額は増えてしまいます。
その一方、元金均等払いは、毎回返済する元金が一定にし、そこに利息を上乗せするため、当初の返済額が多めになります。その分、借入残高が減るスピードは早く、総支払額は少なくなります。
ボーナス併用返済
これはボーナス時に多い目に返済する方法です。
万が一、ボーナス支給額が減った場合、返済が苦しくなるので、ボーナス時の返済を多くし過ぎないことがコツです。
いかがでしたか?
住宅ローンの何十年も先の動向まで、さすがに予測はできませんが、
あなたにとって、一番有利な住宅ローンを選ぶことの参考にしていってくださいね。
次回は、住宅ローンの流れについて。
それではまた!