こんにちは、辰川です。
前回は、再建築不可物件が一般的な物件と違い、
どんなデメリットがあるのかについて話しました。
今回は、再建築不可物件のメリットについて。
1.何といっても安価
再建築できなければ、資産価値は非常に低くなります。
そのため、近隣の同じような物件に比べて大変安価です。
2:リフォームやリノベーションは可能
建て替えできなくても、
リフォームなど改築という手もありますね。
例えば、大規模にリノベーションして、
以前と見違えるほどの家に変えることも可能です。
3:固定資産税が安い
資産価値が低くければ、
固定資産税評価額も低めとなります。
固定資産税や都市計画税だけでなく、
相続税や贈与税も割安です。
こうしたメリットに着目して、
再建築不可物件を購入する人もいます。
もちろん、その場合の注意点もあります。
1.建物自体に問題がないか
再建築不可物件は次の建て替えがきかないため、
今の建物の状態で暮らしていけるのかが重要です。
そのためには屋根や外壁、建物の基礎や柱、梁などを、
細かくチェックする必要があります。
その際、建物の傾き、雨漏りがないかも
見逃してはいけません。
2.どの程度までリフォームできるのか
古い住宅は構造上、思い通りに
リフォームできるかどうかがポイント。
そのためには必ず、購入前に施工業者に
確認してもらうことが大切といえますね。
次回は、再建築不可物件の活用法について。
それではまた。