こんにちは、辰川です。
前回は、天井高が高いマンションのメリットについて
話しました。
ところで今回は、天井高が高いことによるデメリット
についてです。
ふつう天井高が高くなると、それに合わせたように、
標準タイプよりも高さのあるハイサッシになります。
そうなると、カーテンは既成品では寸法が合わず、
オーダーするしかありません。
これが意外と高くつきます。
また天井高が高ければ、当然、窓面積も大きくなるため、
冷暖房の効率もよくないので、電気代もかかります。
ところで、マンションの場合、
リビングルームは別として、
各部屋はさほど広くはありません。
狭い部屋で天井だけが高いと、開放感というよりも、
落ち着かない空間になりがちです。
逆に言えば、狭い空間では
天井高が低いほうが、こもり感があって
気分が落ちつく人も多いのです。
その証拠に、天井高が高いマンションでも、
トイレやキッチンの天井高は220センチ程度に
抑えられています。
また、天井高が低くければ、当然に
冷暖房効率も良くなりますね。
このように天井高が高いことが
概に良いとは言えなかったりするのです。
したがって、
開放感があり、豪華なシャンデリアをつけたい人には、
天井高が高いマンションが合っているといえます。
一方で、天井高が低い方が落ち着くとか、
冷暖房費を抑えたい人は
天井高のあるマンションは合わないといえますね。
いかがでしたか?
天井高は見た目の問題だけではありません。
是非、あなたに合った天井高のマンションを選んでくださいね。
それではまた。