こんにちは、辰川です。
中古物件を敢えて選ぶ理由としては、新築には無い割安感がありましたよね。
それに、新築では得られない敷地の広さや、建物のゆったり感もあります。
でも、中古住宅はけっして良いこと尽くめではありません。
新築と違って、中古物件は経年変化に伴う建物の傷みもあります。
また年式にもよりますが、外回りでは外壁や屋根、室内に目を向けると、
床や壁、ドア、雨戸、網戸などに傷みや汚れがあったり・・
ですから、あなたが新築のような綺麗さ、清潔感を期待するのであれば、
たぶん中古住宅は合わないでしょう。
しかし、引渡しを受けた状態で住むのではなく、傷んだ箇所があれば手直し、
自分好みにリフォームする、という割り切りがあれば、なかなか良い買いができるかもしれません。
また、前所有者(売主)が小まめに手入れや修繕を行ってきた中古住宅であれば、
大きな出費も無く住めるので、これは買い手としてはラッキーです。
ただし、キッチンなど水回りに当時の設備機器が使われていれば、最新式のものと比べ、
食器洗い洗浄器がなかったり、機能面で満足できないことも。
それに住宅関連の部品は生産終了後10年もたてば、欠品で手に入らないことが多いので、
内覧の際は、ツマミがきちんと回せるか、スムーズに作動するか等、確認は必要です。
そのほか、住宅ローンを利用して購入する場合、金融機関によっては、
あまりに古い住宅であると審査を厳しいことがあります。
その場合は、審査の緩やかな銀行もあるので、諦めずチャレンジしてみること。
また、古い中古住宅の場合は、耐震性も気になるところです。
これの簡単な見分け方としては、床をスリッパを履かずに歩いてみること。
床に傾きがあればすぐにわかります。
それから、ドアや引き戸など建具の開閉がスムーズにいくかどうかも確認してみることです。
いかがでしたか?
中古住宅に割安感があれば、自分の好みに改装できるチャンスも生まれます。
そう前向きに考えると、中古物件に対する見方も変わるかもしれませんね
次回は新築一戸建てのメリットについてです。
それではまた。